【患者】40代後半 男性
【主訴】日課の体操をやっていたらギックリ腰の様になり、歩くのが痛い。
普通に歩けない。
【既往歴】ー
【現病歴】日課の体操中にギックリ腰になり、歩行も辛く痛みがある。
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【現症】腰部伸展動作時、腰部下部右側に痛みが増大する。歩行がしずらい。
安静時痛無し。
【施術と結果】本症例は触察及び目視にて熱感や腫脹がないことから、腰部起立筋の筋緊張による血行不良が痛みの要因であると考え触察し、第4腰椎高位の右脊柱起立筋周辺部に癒着様を確認した。胸腰部伸展動作時に、痛みが増大する。
脊柱起立筋の緊張は、腰部中心の筋緊張が要因であると考え、腰部後側面に緩消法を約2分行い、筋弛緩を確認した。結果、胸腰部屈曲動作時の痛みが10から3(NRS改変)となった。
改善がみられた為、同部位周辺を約1分施術し、筋弛緩を確認した。
結果、胸腰部屈曲動作時の痛みが10から0(NRS改変)となった。歩いて頂くと
「痛みが無い!」とスタスタ歩いて喜ばれた。
残りの時間も引き続き同部位周辺を約20分施術し、筋弛緩を確認した。
体操ができるくらいに回復したいと言う事で、セルフケアのコースでご自身でも腰の筋肉を軟らかくしているので、この部位をやると良いと言うポイントを教えて終了した。第4横突起まで1cmほどである。全てきれいに軟らかくして再発しない状態までやっていきたいとお話しされていた。