5日前の畑仕事で発症した急性腰痛の改善例

【現症】安静時痛あり。第3腰椎棘突起より右外方約6cmの部位に痛みあり。胸腰部前屈可動域（以下、ROM）自動で約15°で制限あり。
【施術と結果】本症例は急性腰痛を発症し、目視、触察にて患部に腫脹及び熱感が確認できなかったことから、痛みの要因は腰部の筋緊張と考えた。
　 触察したところ、痛みを訴えている第3腰椎棘突起より右外方約6cmの部位に筋緊張を確認した。緩消法にて約5分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部前屈ROMは自動で25°となり痛みは10から7（NRS改変）となった。改善がみられた為、同部位周辺を約10分施術し、筋弛緩を確認した。結果、胸腰部前屈ROMは自動で40°となり痛みは10から3（NRS改変）となった。
　 急性腰痛の要因は腰部側面にある為腰部右側面を触察すると、筋緊張を確認した。その筋緊張部位周辺を約15分施術し、筋弛緩を確認した。結果、痛みは10から0（NRS改変）となり、日常生活上の可動域制限は確認できなくなった。