【患者】70代前半 男性
【主訴】階段を降りる時に左膝が痛む。
【既往歴】脊柱管狭窄症
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【現病歴】初めて膝痛が発現したのは約10年前で、徐々に悪化傾向になり5年程前から手すりに掴まらないと階段が降りられなくなった。近医整形外科を受診し変形性膝関節症の診断を受け、ヒアルロン酸の注射を定期的に打ったが、ここ数年は何も治療は受けていない。
【現症】左膝関節に安静時痛はなく、運動痛のみであり、痛みが発現する動作は階段を降りる際が著明で、その他100m程歩行すると痛みが発現する。それ以内の距離であれば痛みは発現しない。痛みの発現する箇所は左膝関節関節裂隙辺りと膝窩及び左膝蓋骨外側上縁辺りである。
【施術と結果】本症例は左膝関節に於ける運動痛を訴えているが、触察により腫脹や熱感が確認出来なかった為、痛みの要因は筋緊張による血行不良であろうと考えた。
先ず、痛みを訴える箇所を触察により確認するも著しい筋緊張が確認出来なかった為、下肢への血行不良の根本的要因と考える腰部周辺を触察すると左上前腸骨棘内縁周辺に著しい筋緊張を確認した。
同箇所に緩消法を行うと筋の伸縮がスムーズに行われない癒着の様な状態が確認でき、約3分行った結果、筋の伸縮がスムーズに行える様になり、更に筋弛緩も確認出来た。
その結果、当院の階段を降りていただいた際の痛みは10から0(NRS改変)と消失し痛みなく、手すりも掴まらずに降りる事が出来た。
半信半疑だった様な様子での施術開始でしたが、短時間で痛みが解消され驚かれていました。その後の時間は再発防止の為に必要と考える腰部の筋弛緩を行い終了した。
【現症】左膝関節に安静時痛はなく、運動痛のみであり、痛みが発現する動作は階段を降りる際が著明で、その他100m程歩行すると痛みが発現する。それ以内の距離であれば痛みは発現しない。痛みの発現する箇所は左膝関節関節裂隙辺りと膝窩及び左膝蓋骨外側上縁辺りである。
【施術と結果】本症例は左膝関節に於ける運動痛を訴えているが、触察により腫脹や熱感が確認出来なかった為、痛みの要因は筋緊張による血行不良であろうと考えた。
先ず、痛みを訴える箇所を触察により確認するも著しい筋緊張が確認出来なかった為、下肢への血行不良の根本的要因と考える腰部周辺を触察すると左上前腸骨棘内縁周辺に著しい筋緊張を確認した。
同箇所に緩消法を行うと筋の伸縮がスムーズに行われない癒着の様な状態が確認でき、約3分行った結果、筋の伸縮がスムーズに行える様になり、更に筋弛緩も確認出来た。
その結果、当院の階段を降りていただいた際の痛みは10から0(NRS改変)と消失し痛みなく、手すりも掴まらずに降りる事が出来た。
半信半疑だった様な様子での施術開始でしたが、短時間で痛みが解消され驚かれていました。その後の時間は再発防止の為に必要と考える腰部の筋弛緩を行い終了した。