1週間前に誘因なく発生した背部痛の改善例

【現症】痛みは左肩甲骨下角周辺にかけて発生し、安静時痛がある。
【施術と結果】本症例は、約1週間前から左肩甲骨下角周辺の痛みを訴えており、触察により熱感や腫脹は確認できないことから、痛みの要因は左肩甲骨下角周辺の筋緊張であろうと考えた。
　 まず、最も痛みを訴える左肩甲骨下角周辺を触察したところ、左肩甲骨下角から外側へ約5cm周辺に約5mm大の筋硬結の様なしこりを確認した。
　 同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋硬結の様なしこりが消失したことを確認した。
　 その結果、左肩甲骨下角周辺の痛みが10から0（NRS改変）となり、痛みを訴える部位が、左肩甲骨下角から外側へ約1cm周辺に移行した。触察により同部位周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。
　 その結果、左肩甲骨下角周辺の痛みが10から0（NRS改変）と消失した。
　 ズキズキした痛みが出て心配したけど、痛みがなくなって良かった。とホッとした表情で笑顔で帰路につかれた。