椅子からの立ち上がりが約3分の施術で改善した一例

【現症】第3、第4腰椎棘突起より左右約6cmの周辺部が重く痛い。
可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例の腰部痛の要因として、慢性的な痛みである事と痛みのある部位を触察すると熱感や腫脹もないことから、筋の緊張による血行不良であると考えた。
　 痛みのある第は、第４腰椎棘突起より左右約6cmの周辺部に緊張した筋を確認し、同部に緩消法を約3分行った。筋弛緩を確認し、痛みの確認をすると痛みは10から6（NRS改変）と小さくなった。
　 椅子からの立ち上がり動作は主観により約２倍早くなった。
　 痛みの変化を確認した為更に同部に緩消法を約15分行った。痛みは10から3（NRS改変）と小さくなった。
施術は都合により終了した。
　 腰部痛の効果を感じられ、緩消法の話を聞いてみたいと言われ、学習会の案内をして終了した。