座位での前屈時に発生する腰痛の改善例

【現症】椅座位など、座位での前屈位で腰痛あり。また、同一姿勢で座っていると痛くなる事もある。常に腰部に鈍痛を感じる。
【検査結果】レントゲン検査にて脊柱側弯症（胸椎右凸、腰椎左凸）あり
【施術と結果】本症例は、同時に訴えられた別症例（症例2023.5月③）と一緒に症状を改善する事を目的とした。腰部左右側面の筋緊張亢進と関係があると考えたため、最初に腰部左右側面の筋緊張の弛緩を得る事とした。
　 まず施術者①から施術開始。約5分で筋弛緩を確認。痛みは10から8（NRS改変）と小さくなった。痛みに変化があった事から、同部位への施術を継続する事とした。次に施術者②に交代。約8分で痛みは10から6（NRS改変）と小さくなった。
　 更に施術者①に交代。約2分の施術で痛みは10から2（NRS改変）と小さくなった。
　 この時点で、他の症状（症例2023.5月③参照）の方が気になるとの事から、本症例の痛み確認はここで一旦中断した。施術時間は、症例2023.5月③との関係で合計約50分行った。
【その他】一連の2症例（症例2023.5月　④）は、当院にて、緩消法認定技術者の①渡邉②秦の2名で順次施術を行った症例であり、施術者を変更しても緩消法の効果を確認出来た症例であった。尚、本症例の検査は施術者②が行った。