5年以上続く慢性的な腰部痛の改善例

【現症】腰部全体に安静時痛有り。胸腰部屈曲・伸展動作で腰部全体に痛みが発生する。
【施術と結果】本症例は、誘因無く腰部痛が発生しており、目視と触察により腫脹や熱感が感じられないことから、腰部の筋緊張による血行不良が要因と考えた。
　 触察にて腰部全体に強い筋緊張を確認し、緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認した結果、腰部の安静時痛は10から7（NRS改変）と小さくなった。続けて同部位周辺に緩消法を合計で約30分施術し筋弛緩を確認した結果、腰部の安静時痛は10から0（NRS改変）と消失し、胸腰部屈曲・伸展動作での痛みは10から3（NRS改変）と小さくなった。
　 脊柱管狭窄症の診断を受けて、手術をしないと一生治らないと思っていたが、筋肉が原因だと分かり安心したと喜んでいる様子だった。