3ヶ月前に発生した右肩痛の改善例

【現症】右肩関節可動域（以下、ROM）は、自動で屈曲約135°・外転約35°と制限あり。 【検査結果】レントゲンにて石灰沈着・骨病変なし。超音波検査にて関節炎・腱板断裂なし。
【施術と結果】本症例は、肩周囲筋群の触察において左右差が顕著に無かったことから、肩と繋がる腰部筋群から施術を試みる事とした。
　 まず施術者①が、約5分の施術で筋弛緩を確認。外転約35°から約50°と改善され、約35°時の痛みは10から5（ＮＲＳ改変）と小さくなった。改善が見られた事から、腰部側面への施術を継続する事とした。施術者②に交代し、約15分で外転約100°に改善し、痛みは開始前約35°時と比較して、10から5（ＮＲＳ改変）と約100°でも痛みは大きく改善した。
　 更に施術者①に交代し。約15分で外転約160°で痛みは10から0（ＮＲＳ改変）消失したと報告を受け、この時点で施術時間終了となった。
【その他】本症例は、当院にて、緩消法認定技術者の①筆者・②渡邉の2名で順次施術を行った症例であり、施術者を変更しても緩消法の効果を確認出来た症例であった。尚、本症例の検査は①が行った。