右肩関節の外旋制限が約2分の施術で改善した例

【現症】右肩自動関節可動域（以下、ROM）外旋（以下、ER1）約30°（健側約50°）で右肩関節外側に運動痛あり。
【施術と結果】本症例は、右肩関節の外旋制限を訴えており、その要因は右肩関節周辺の筋緊張と考えて患部周辺を触察したところ、右肩峰から約6cm遠位の三角筋前部線維および中部線維周辺に索状の筋緊張が確認された。
　 はじめに、最も強い運動痛を訴える右三角筋前部線維周辺の筋緊張部位に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右肩ROM ER1約30°における運動痛は10から0（NRS改変）となり消失し、右肩ROM ER1は約40°となった。
　 次に、右三角筋中部線維周辺の筋緊張部位に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右肩ROM ER1は約50°となり、左右差は見られなくなった。
「あっ動く動く」と喜んでおられた。