2ヶ月前に発症しためまいと頚部痛の改善例

【現症】頭を動かすとめまいが酷くなる。頚部関節可動域制限は確認できない。来院時もめまいあり。
【施術と結果】本症例は頚部痛とめまいを訴えており、頚部側面の筋緊張が要因であると考えた。
　 触察にて頚部の左右周辺部の筋緊張を確認した。緩消法にて約2分ずつ施術を行い筋弛緩を確認した。結果、頚部痛は10から7（NRS改変）となり、めまいは主観で約5割減となった。改善がみられたため、左右同部位周辺に約3分ずつ施術し、筋弛緩を確認した。結果、頚部痛は10から3（NRS改変）となり、めまいは主観でほぼ消失したと報告を受けた。
　 次に、左右頚部周辺の筋緊張の要因として腰部側面の筋緊張が考えられ、腰部側面を触察したところ、押圧深は左側約2cm、右側約1cmであった。腰部側面の筋緊張部周辺に約20分施術し、押圧深左側約3.5cm、右側約3cmとなり、頚部痛は10から0（NRS改変）となり、久々にスッキリしたと喜ばれた。