10日前に階段で転倒した際に痛めた頚部痛の改善例

【現症】頚部関節可動域（以下、ROM）自動右回旋約２０°で痛みによる制限あり。
【施術と結果】本症例は10日前に階段で転倒した際に痛めた頚部痛を訴えているが、
触察、目視では熱感、腫脹などは確認出来なかったことから痛みの要因を筋緊張から起こる血行不良と考え、疼痛部位を触察したところ右乳様突起後方から下方にかけて横約1㎝、縦約3㎝の範囲に筋緊張を確認し、緩消法にて2分施術した結果、頚部ROMは自動右回旋約45°と大きくなり、痛みは１０から２（NRS改変）と小さくなった。
　 同部位に筋緊張が残存していることからさらに5分施術し筋弛緩を確認した結果、頚部ROMは自動右回旋約５０°と大きくなり、痛みは１０から１（NRS改変）と小さくなった。「こんなに簡単に痛みが取れるなんて不思議ですね」と喜んでいただけた。