３分で改善した肩こりと頭痛に関する改善効果

【現症】後頭部から右側頭部周辺に頭痛あり。日常生活における頚部関節可動域制限は確認出来なかった。
【施術内容・結果】本症例は、肩こりと頭痛を訴えており、肩部と後頚部の筋緊張が肩こりと頭痛の要因と考えた。
　 初めに、肩こりを感じている部位を示指で示してもらったところ、第７頚椎と右肩峰外縁を結ぶ線上の中央部付近を示したため触察により筋緊張を確認し、緩消法を約１分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により肩こりが５割減少したと報告を受けたが頭痛に変化がみられなかった。
　 引続き、肩こりを訴えている部位を示指で指示してもらったところ、第１頚椎・第２頚椎（以下、Ｃ１・Ｃ２）棘突起間より右に２横指付近に示した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約１分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により肩こりが８割減少し、頭痛が７割改善したと報告を受けた。
　 引続き触察により、Ｃ１・Ｃ２棘突起間より右に４横指付近に筋緊張を確認し緩消法を約１分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により肩こりが消失し、頭痛が９割減少した。肩こりと頭痛の再発抑制には腰部の筋弛緩が必要である事を説明し残り時間は腰部の筋弛緩を行い終了した。約３分で肩こりと頭痛が改善し喜んで頂けた。