頭痛になるほどの頸部から肩関節にかけての鈍重感が腰部の施術で改善した一例

【現症】頸部から両肩関節にかけて鈍重感あり。頸部肩関節の可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例の頸部から両肩関節の鈍重感の要因として外傷性でなく腫脹、熱感もないことから頸部から両肩関節にかけての筋緊張による血行不良が要因であると考えた。
　 そして、頸部から両肩関節にかけての筋緊張は背側の肋骨下部周辺の筋緊張と考え触察したところ、筋緊張を確認した為、背側の肋骨下部周辺の筋緊張に緩消法を約3分行い筋弛緩を確認した。結果、主観により頸部から両肩関節にかけての鈍重感は約5割減少したと報告を受けた。鈍重感に変化が認められた為、更に背側の肋骨下部周辺の筋緊張に約3分行い筋弛緩を確認した。主観により鈍重感は消失したと報告を受けた。
　 再発防止のため、約40分腰部側面から緩消法で筋弛緩を行い施術を終了した。「優しい施術で腰しか触ってないのに良くなった。」と喜んでいただけた。