【患者】40代後半、男性
【主訴】右目の奥が痛い。腰、背中も重だるい
【既往歴】-
【現病歴】3週前から在宅ワークになり疲労を毎日感じるようになった。
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【現症】右目の奥に鈍痛がある。また腰、背部に痛みはないが自重感が取れず、朝方に特に酷く自重感が誘発される。
【施術と結果】右目の痛みは目視にて発赤なく、特に外傷等の外部からの原因もないことから頸部の筋緊張による右目周囲の血行不良により右目に違和感が誘発されていると考え、まず頸部右外側面を触察すると、筋緊張が確認された。
当該筋緊張部位に緩消法を約2分行なうと右目の痛みが10から5(NSR改変)小さくなったので、更に約2分続けて行なうと痛みが10から3(NSR改変)と変化があった。腰部、背部に自重感があると訴えていることから、頸部の筋緊張の要因も腰部の筋緊張からきていると考え、腰部の特に筋緊張が強い部位に緩消法を約2分行なうと、主観で腰、背部の自重感が半分位になり、右目の奥の痛みは10から0(NSR改変)と消失した。
腰、背部に更に緩消法を約10分行なうと自重感も主観で無くなって、軽くなったと喜ばれた。