歩行時に発生する左下腿部痛に関する改善効果

【現症】安静時痛は無く、歩行動作における立脚期に左下腿部に痛みが発生。
【施術内容・結果】本症例は、歩行時に左下腿部に痛みを訴えており、左下腿部の筋緊張が痛みの要因と考えた。
　 初めに、左下腿部の疼痛部位を示指で示してもらい、左下腿部近位１/３中央付近を示した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約３分施術し筋弛緩を確認した。結果、歩行時の左下腿部の痛みが１０から５（NRS改変）と小さくなった。再度疼痛部位を示指で示してもらったところ、第１施術部位より約５ｃｍ下方を示した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約２分施術し筋弛緩を確認した。結果、歩行時の左下腿部の痛みが１０から１（NRS改変）と小さくなった。
　 再度疼痛部位を示指で示してもらい、触察により筋緊張を確認し緩消法を約２０秒施術し筋弛緩を確認した。結果、歩行時の左下腿部の痛みが１０から０（NRS改変）と消失した。再発抑制の為には腰部の筋弛緩が必要と説明し、腰部側面の筋緊張部に緩消法を約２０分し筋弛緩を確認し施術を終了した。左下腿部の痛みが無くなり、再発抑制を目指したいとのお言葉を頂けた。