肩関節周囲炎と言われた症状の改善例　

【現症】左肩関節自動関節可動域（以下、ROM）外転約170°まで可動するが、約70°以上外転にて上腕外側近位に運動痛発生。
【施術と結果】本症例は肩周辺部の痛みを訴えており、左肩関節周辺の筋緊張が痛みの要因の1つと考えた。
　 左腋窩前面の大胸筋周辺部と、後面の広背筋周辺部に対して緩消法を約2分づつ行い筋弛緩を確認した。痛みが10から5（NRS改変）に小さくなった。続けて緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。痛みが10から0（NRS改変）に消失した。左肩関節自動ROM外転約170°運動痛なく可能となった。ご本人と同席した紹介者も驚かれた。
　 再発予防として腰部側面の筋緊張に対し緩消法を約10分行い、体表より押圧深は施術前約1cmから約3cmまで弛緩し、その日の施術を終了した。