高額な寝具で睡眠した翌朝に発症した腰痛の改善例

【現症】
起床時の痛みが特に強く発現し、時間の経過とともに軽減するが、洗顔時など胸腰部の前屈動作時痛が顕著であり、右腸骨稜上縁周辺に痛みが発現する。安静時痛はない。
【施術と結果】
本症例は、寛解傾向にあるが、10日前に発現した腰部右側の痛みを訴えており、発症機転から外傷性ではなく、筋緊張による血行不良が要因であろうと推測。
　 痛みを訴える右腸骨稜上縁周辺を、目視・触察により腫脹や熱感が確認できなかった為、筋弛緩の施術を行った。先ず、痛みを訴える右腸骨稜上縁周辺を触察し、筋緊張を確認できた為、同部位に緩消法を約2分行い、筋弛緩を確認。その結果、胸腰部前屈時痛が10から5(NRS改変)になった。
　 変化がみられた為、同部位にさらに約5分施術し、筋弛緩を確認。その結果、胸腰部前屈時痛が10から0(NRS改変)と消失した。