1ヶ月前から続く右第5指の痺れが2分足らずで消失した改善例

【現症】右第5指に痛みはなく、痺れのみであり、感覚鈍麻や筋力低下は認められない。
【施術と結果】本症例は右第5指の痺れを訴えている症状であるが、特に要因がない事から筋緊張による血行不良が要因ではないかと考察した。
　 糖尿病による痺れの可能性も考え、先ず筋弛緩をしても痺れの改善が認められない場合は、病院への受診を勧めるという考えの下、施術を始めた。右第5指が血行不良を起こす要因として右肘部の尺側反回動脈後枝周辺と尺骨神経周辺の筋緊張が考えられる為、同部位を触察したところ筋緊張が確認できた。一番筋緊張が確認できた内側上顆後面と肘頭の間の部位に緩消法を約30秒行い筋弛緩を確認した。その結果右第5指の痺れはご本人の主観で３割軽減したとの報告を受けた。
　 効果が認められた為、さらに同部位周辺の筋緊張部位を触察により確認し緩消法を約1分行い、筋弛緩を確認した。その結果、ご本人の主観で右第5指の痺れは殆ど無くなった。との報告を受けた。その後の時間は再発防止と腰痛の改善の為、腰部の筋弛緩を行う必要性を説明し、腰部の筋弛緩を行い終了した。
　 ご本人も痺れの要因を糖尿病が関係しているのではないかと心配されていたが、とりあえず筋弛緩により痺れが消失し、安心された様子でした。