中学生の頃から続く月経痛が1回の施術で改善した例

【現症】来院当日は月経痛が発生して2日目。下腹部に痛みがあるとのことであった。
【施術と結果】本症例は月経痛を訴えており、腰部の筋緊張により子宮への血行不良が発生していることが痛みの一つの要因であると考えた。
　 触察により腰部側面の筋緊張を確認。押圧深は約2cmであった。緩消法にて約10分弛緩したところ、押圧深は約3cmとなり、下腹部の痛みは10から8(NRS改変)となった。痛みに変化が確認できたため、引き続き同部位を緩消法にて約10分弛緩したところ、押圧深は約3.5cmとなり、下腹部の痛みは10から6(NRS改変)となり、「体がぽかぽかしてきた。」との報告を受けた。更に同部位を緩消法にて約10分弛緩したところ、押圧深は約4cmとなり、下腹部の痛みは10から3(NRS改変)となった。「筋肉が軟らかくなると痛みが減るということがわかったので自分でやり方を覚えます。」と笑顔で帰路につかれた。
　 1か月後の月経時に、痛みが今までに比べて明らかに軽減しており、とても楽に過ごせると笑顔でご報告いただいた。