花粉症の症状と思われる鼻漏が5分で止まった改善例

【現症】鼻漏の症状は左右共にあり、左側優位らしい。鼻汁は水溶性のようである。
【施術と結果】本症例は本来なら耳鼻科医が対応する症例ではあるが、
過去に近医耳鼻科を受診し、同様の症状で花粉症と診断を受けた事を報告により受けた為、血行不良が要因の一つではないかとの考察をし対応した。
　 先ず症状が優位な左から対応した。鼻への血行不良は外頚動脈周辺の筋緊張によるものと考え、左下顎骨下縁の外頚動脈周辺の筋緊張を触察により確認した。同部位に緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。その結果、左側の鼻漏の症状はご本人の主観で約５割減少したとの報告を受けた。効果が確認できた為、引き続き同部位に緩消法を2分行い筋弛緩を確認した。
　 その結果、左側の鼻漏の症状はご本人の主観で消失したとの報告を受けた。続いて右側にも同様に右下顎骨下縁の右外頚動脈周辺の筋緊張を触察により確認し、同部位に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。その結果、ご本人の主観で右側の鼻漏は消失したとの報告を受けた。
　 その後の時間は再発防止の為には外頚動脈周辺の筋緊張の根本的な要因と考える腰部真横から約4cm程前方の第10肋骨下縁周辺の筋緊張を弛緩させる事の重要性を説明し、同部位周辺の筋弛緩を行い終了した。花粉症の症状が頚部の施術で改善し、大変驚きの様子でした。