2週間前から発症した左耳鳴りの改善例

【現症】夜間、特に就寝時に耳鳴りが出現し、その後耳鳴りが増悪する為、熟睡できずに苦しい状況。起床時から睡眠時前までは耳鳴りが出現する事が少ない。左耳に於いて閉塞感や聴力低下等の自覚症状は認められない。
【施術と結果】本症例は左耳の耳鳴りを訴えているため、内耳の血行不良が耳鳴りの原因であると考察した。先ず、後耳介動脈周辺で左乳様突起前方の顎二腹筋筋辺りの筋緊張を触察により確認し、同筋緊張部位に緩消法を約１分行い、筋弛緩を確認した。
　現在は耳鳴りが出現していない為、特に変化は見られないが、引き続き頚部周辺の筋緊張部位を弛緩することとした。頚部の筋緊張を触察により確認し、同部位に緩消法を約2分行い、筋弛緩を確認した。次に腰部の筋緊張を弛緩することが耳鳴りの再発防止になると考えた為、触察により腰部側面の筋緊張部位に緩消法を約25分行い、筋弛緩を確認し、施術を終了した。
　後日、メールにて就寝時の耳鳴りがなく、朝に少しあった程度でよく眠れた。との報告を頂く。数日にかけて連絡を頂き、就寝時、起床時共に耳鳴りが気にならなくなり、日に日に改善傾向に向かっており、現在は耳鳴りがしなくなった。とても感謝している。と喜びの連絡を頂いた。