2年続く両足関節外側周辺の引張感の改善例

【現症】安静時に両足関節外側周辺に引張感有り。右足関節の方がより強く症状を訴えている。
【施術と結果】本症例は、両足関節外側周辺の引張感を訴えており、触察にて腫脹や熱感が感じられないことから、両足関節外側周辺の筋緊張が要因と考えた。
　先ず、より症状の強い右足関節外側周辺を触察したところ、右外果から背側約1cm周辺に筋緊張を確認した為、緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した結果、右足関節外側周辺の引張感は主観により約5割減少したと報告を受けた。更に筋緊張部位を確認する為、右下腿背側を触察したところ、右下腿三頭筋の中央周辺に筋緊張を確認した為、緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認した結果、右足関節外側周辺の引張感は主観により約7割減少したと報告を受けた。
　左足関節外側周辺に対しても同様の流れで施術した結果、左足関節外側周辺の引張感は主観により約6割減少したと報告を受けた。
　両足関節外側周辺の筋緊張の要因は腰部の筋緊張と考え、腰部を触察したところ筋緊張を確認した為、腰部側面に緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認した結果、腰部側面の押圧深は約1cmから約1.5cmと大きくなり、両足関節外側周辺の引張感は主観により約9割減少したと報告を受けた。
　足首周りがすっきりして、趣味のウォーキングが楽しめそうだと笑顔でお帰り頂いた。