3週間前に捻挫した右足関節の改善例

【現症】安静時痛無し、右足関節の歩行時痛と引張感あり
【施術と結果】本症例は約3週間前に右足関節を捻挫し、痛みが消失しない為痛みを訴える右外果付近の筋緊張が要因と考えた。
　はじめに右前距腓靭帯付近の疼痛部位に緩消法を約40秒施術し、筋弛緩を確認した。結果、右足関節歩行時の痛みが10から5（NRS改変）となった。続けて同部位に約40秒施術した結果、右足関節歩行時の痛みが10から0（NRS改変）となり、引張感が主観で5割減少したと報告を受けた。
　痛みは消失したが、引張感が残存している事と右外果周辺の筋は比較的弛緩していた為、右長腓骨筋周辺の筋緊張が引張感の要因であると考え触察したところ、右長腓骨筋周辺の筋腹周辺に筋緊張を確認し、筋緊張部位に緩消法を約1分施術し、筋弛緩を確認した。結果、右足関節の引張感が主観により消失したと報告を受け、休んでいたラグビーの練習に参加出来ると喜んでくださった。