3ヶ月前から続く可動制限を伴う頚部痛の改善例

【現症】頚部関節可動域（以下、ROM）は自動で右回旋約25°で第3頚椎（以下、C3）棘突起から右外側約4cm周辺に痛みが出現し、痛みによるＲＯＭ制限有り。
【施術と結果】本症例は約3ヶ月前から頚部を右回旋した際に発症する頚部痛を訴えており、目視及び触察により熱感や腫脹が感じられなかった事から頚部右側の運動痛は頚部の筋緊張による血行不良が要因であろうと考えた。
　疼痛を訴える頚部右側C3高位辺りの筋を触察し、約2.5mm大の筋硬結と思われるしこりを確認した。筋硬結と思われるしこりに緩消法を約2分行い、筋硬結と思われるしこりが約1/2程小さくなった事を確認した。その結果、頚部右回旋時の頚部右側の痛みは10から6(NRS改変)になり、頚部ROMは自動運動にて右回旋時に約35°と大きくなった。
　更に残存する筋硬結と思われるしこりに緩消法を約2分行い、筋硬結と思われるしこりの消失を確認した。その結果、頚部右回旋時の頚部右側の痛みは10から1(NRS改変)になり、頚部ROMは自動運動にて右回旋時に約55°と大きくなった。
　約2ヶ月後にご連絡を頂き、睡眠時の激痛もなく、痛みなく寝れる様になって本当に助かった。現在も激痛なく熟睡できる様になった。とお喜びのご報告を頂いた。と喜びの連絡を頂いた。