【患者】40代後半 男性
【主訴】肩凝りだけだったのが、2ヶ月前程から首の右後が弱いけど常に引っ張られる。5年前の頭痛で辛かった時のようにならないか心配。
【既往歴】ー
【現病歴】約2年前から在宅ワークが増え、両肩が凝るようになる。左肩凝りは感じない時もある。約2ヶ月前から頚部右背側に引張感が発生。
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【現症】右肩甲骨上角周辺に肩凝りがあり、頚部右背側に引張感がある。ご本人が心配されている頭痛は確認出来なかった。
【施術と結果】本症例は、右肩甲骨上角周辺に肩凝りと、頚部右背側に引張感を訴えており、在宅ワークが増えてからという事から、肩凝りや引張感の要因は右肩甲骨上角周辺の筋緊張と考えた。
先ず、ご本人から一番凝りを感じる箇所を確認し、右肩甲骨上角周辺を指一本で指示を受け、触察にて筋緊張を確認し、緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、施術部位の右肩甲骨上角周辺の指一本分の約1㎠の凝りが主観で約7割減少し、頚部右背側の引張感が主観で約3割減少したと報告を受けた。
次に、一番凝りを感じる箇所が移動した為、再度ご本人から一番凝りを感じる箇所を確認し、第1施術部位より右外方1横指に指示を受け、触察にて筋緊張を確認し、緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、施術部位の右肩甲骨上角周辺の指一本分の約1㎠の凝りが主観で約7割減少し、頚部右背側の引張感が主観で約5割減少したと報告を受けた。
次に、一番凝りを感じる箇所が更に移動した為、再度ご本人から一番凝りを感じる箇所を確認し、第2施術部位より右外方1横指に指示を受け、触察にて筋緊張を確認し、緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、施術部位の右肩甲骨上角周辺の指一本分の約1㎠の凝りが主観で約8割減少し、頚部右背側の引張感が主観で約8割減少したと報告を受けた。右肩甲骨上角周辺全体の凝りは主観で約8割減少したと報告を受けた。
少ない時間でここまで改善するのであれば頭痛の心配が減ったと喜びの報告を受けた。ここで別部位の施術を希望され、本症例の施術を終了した。