自転車での転倒以来続く右下肢の痺れの改善例

【現症】座位姿勢で痺れ有り。
【施術と結果】本症例は、自転車での転倒から約1年経過後も右下肢の痺れが継続していることから、右下肢の血行不良が要因と考えた。
　痺れは右下肢全体に及ぶが、特に右下肢後面の痺れを強く訴えている為、右腸骨稜の後面周辺を触察したところ筋緊張を確認し、緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した結果、右下肢の痺れは主観により約2割減少したと報告を受けた。改善が見られた為、続けて同部位周辺に緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認した結果、右下肢の痺れは主観により約5割減少したと報告を受けた。
　この時点で痺れを強く感じる部位が右下肢前面に変化した為、右腸骨稜の前面周辺を触察したところ筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した結果、右下肢の痺れは主観により約7割減少したと報告を受けた。改善が見られた為、続けて同部位周辺に緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認した結果、右下肢の痺れは主観により約9割減少し、ほぼ感じなくなったと報告を受けた。
　1年悩んできたものがこんなに簡単に改善するのかと驚いた様子だった。