2ヶ月前に走って痛めた大腿部後面の痛みに対する改善例

【現症】右大腿後面中央部内側周辺部が走ると痛みが発生する。歩行痛はなかった為、数回屈伸運動していただくと右大腿部内側に違和感があるとご報告いただいた。
【施術と結果】本症例は、野球の練習時に走った際に発生したが、約2カ月経過していて歩行痛はない為、大腿部後面の筋緊張が痛みの要因の1つと考えた。そして走行痛は腰部の筋緊張により大腿部後面への血行不良が原因であると考察した。
　走って痛む患部を指示していただき大腿部後面を確認しすると、右大腿内側中央部に筋緊張を触察した。押圧すると少し痛みを感じると報告いただいた。そこに緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。押圧痛は軽減していた。
　効果があった為、続けて緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。押圧痛は消失した為、数回屈伸していただくと最初に感じた違和感を無くなったとご報告いただいた。走行痛の原因は腰の筋緊張であると考えていたので、最後に腰の側面を触察し体表より押圧深約1.5cmを確認し、緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。体表より押圧深約3.5cmとなりその日の施術を終了した。
　後日、連絡いただき野球をやって全力で走れたとお喜びの声を聞きました。