テニス練習時に急に痛くなった左股関節痛の改善例

【現症】左股関節に安静時痛はないが荷重痛があり、歩行が困難。左股関節可動域（以下、ROM）自動で屈曲約20°で痛みが発生。
【施術と結果】左股関節の痛みを訴えており、左鼡径部の筋緊張が要因ではないかと考え、左鼡径部を触察したところ筋緊張を確認したため、当該筋緊張部位に緩消法を約2分行い、筋弛緩を確認した。
　左股関節の荷重痛は10から2（NRS改変）となり、左股関節ROMは自動で屈曲約95°でも痛みは発生しなかった。痛みが少なくなっていた為、再び当該部位に緩消法を約2分程行い痛みを確認した。左股関節の荷重痛は10から0（NRS改変）と消失した。歩行し立位で体重が掛かるテニスの動作をしても痛みはなく喜びの報告を受けた。