10年以上増悪と緩解を繰り返す右下肢外側のしびれの改善例

【現症】右下肢外側、特に右下腿部のしびれを強く訴える。
【施術と結果】本症例は、10年以上前から消長を繰り返す右下肢外側のしびれを訴えており、その要因は腰部の筋緊張と考えて腰部を触察したところ、腰部右側の脊柱起立筋周辺及び側腹部に筋緊張が確認された。右大腿外側および右下腿外側の筋緊張も確認したが、目立った筋緊張は確認されたなった。
　はじめに腰部右側面の腸骨稜周辺に約1分施術し筋弛緩を確認した。結果右下腿外側のしびれが主観で1割減となった。引き続き同部位に約3分施術し筋弛緩を確認した。結果右下腿外側のしびれは主観で5割減となった。引き続き同部位に緩消法を約15分施術し筋弛緩を確認した。結果押圧深2.0cmから3.0cmに改善し、右下腿外側のしびれ感は主観で8割減となった。
　10年以上の悩みが解決するきっかけになりそうと喜んでおられた。