3ヶ月程前に発症した左肘痛の改善例

【現症】左肘伸展位で靴下を引っ張る動作、ドアノブを回す動作で頭骨頭から左前腕背側約5cmの範囲に痛みが発生する。
【施術と結果】本症例は、左肘の痛みが約3ヶ月継続している事からの左肘周辺の筋緊張が痛みの要因であると考えた。
　痛みの訴えのある左肘を触察すると、左肘前腕部背側約5cmまでの範囲の周辺に筋緊張を確認し、緩消法を1分行い筋弛緩を確認した。結果痛みは10から8（NRS改変）と小さくなった。
　痛みの変化を確認した為、同部位に緩消法を約10分行い、筋弛緩を確認した。痛みは10か5（NRS改変）と小さくなった。更に同部位へ緩消法を10分行い筋弛緩を確認し、結果痛みは10から2（NRS改変）と小さくなった。施術部位を変更することにした。
　次の要因として上腕部の筋緊張と考えた為左上腕部を触察した結果頭骨頭より左上腕背側遠位約３㎝の範囲に筋緊張を確認し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認し結果痛みは10から0（NRS改変）となった。
　「動かしても痛くない」と喜ばれた。