【患者】70代前半 男性
【主訴】学生時代に痛めた首が動きが硬く痛い
【既往歴】胆のう癌(手術あり)糖尿病 痔 大腸ポリープ摘出 腎臓結成摘出 前立腺摘出
【現病歴】学生時代のラグビー活動時から現在に至るまで、後頚部に違和感や痛みを抱えていたとの事。
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【現症】生活に支障はないのだが、安静時痛があり、安静時動作時共に硬さを感じ不快感がある。
【施術と結果】本症例は、学生時代のラグビー経験により後頚部に抱えた筋緊張が解消されていないことにより起こっているものと考えた。
目視にて発赤・腫脹がないことを確認し、触察にて筋緊張を確認し、筋緊張箇所に緩消法を施術し、約30秒で筋弛緩し確認した。結果、後頚部の痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。
痛みに変化があった事から、同箇所への施術を継続する事とし、筋弛緩を確認しつつ約3分で後頚部の痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった。この時点で、別部位の施術を希望された為、同箇所への施術は終了した。
「長年の首の硬さが取れて、痛みが減って嬉しい。何故だか胃の辺りの痛みも取れた。」と喜びの報告を受けた。
【その他】その後の報告として、「とても胃が軽く感じられ、夜の会合では久しぶりに弁当を食べることができ、翌朝には、何年か振りに空腹を感じて、朝食を食べられた。」との報告も受けている。
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本症例は、学生時代のラグビー経験により後頚部に抱えた筋緊張が解消されていないことにより起こっているものと考えた。目視にて発赤・腫脹がないことを確認し、触察にて筋緊張を確認し、筋緊張箇所に緩消法を施術し、約30秒で筋弛緩し確認した。結果、後頚部の痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。痛みに変化があった事から、同箇所への施術を継続する事とし、筋弛緩を確認しつつ約3分で後頚部の痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった。この時点で、別部位の施術を希望された為、同箇所への施術は終了した。「長年の首の硬さが取れて、痛みが減って嬉しい。何故だか胃の辺りの痛みも取れた。」と喜びの報告を受けた。