1年以上前に発症した運動時の左膝窩痛の改善例

【現症】安静時痛はなし。左膝関節可動域(以下、ROM)屈曲約45°で痛みを訴えた。
【施術と結果】本症例は、左膝関節屈曲時に痛みを訴えているため、左膝窩部の筋緊張による血行不良が痛みの要因であると考えた。
　痛みのある左膝窩部を触察したところ、長さ約1cm、幅約5mmのしこりが確認できたため、同部位を緩消法にて約30秒弛緩したところ、しこりが長さ約5mm、幅約5mmと小さくなり、痛みは10から5(NRS改変)となった。
　さらに同部位を緩消法にて約30秒弛緩したところ、しこりは消失し、痛みは10から0(NRS改変)となった。「あら？こんなに簡単に痛みが消えるの？」ととても驚かれた様子だった。