肉離れ発症後2ヶ月残存した左下腿の痛みの改善例

【現症】安静時・歩行時ともに痛みがある。痛みによる可動域制限は認められない。
【施術と結果】本症例は、肉離れとの診断を受けているが、受診時に腫脹や熱感等なく、受傷より2ヶ月が経過していることから、受傷当時の損傷による疼痛部位の筋緊張が残存していることが要因であると考えた。
　触察にて痛みを強く訴える腓腹筋周辺に筋緊張が確認できたため、緩消法にて約1分弛緩したところ、痛みが10から7(NRS改変)となった。痛みに変化がみられたことから、同部位を緩消法にて約3分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)となった。
　日課の散歩に行けず、筋力が衰えるのではないかと思っていたので、痛みなく歩けるようになってよかったと笑顔で帰路につかれた。