右肩を下に側臥位で睡眠し起床後発症した右肩関節の痛みが僅か30秒で改善した例

【現証】可動域に問題は無いが、右肩関節を屈曲（前方挙上）約60°で右肩甲上腕関節の三角筋前部大胸筋鎖骨部、烏口腕筋周辺に痛みが出現する。同部位に約3センチの幅で筋緊張がある。
【施術と結果】本症例の痛みは熱感、腫脹はなく、筋緊張による血行不良が痛みの要因であると、推察した。痛みの訴えのある右肩甲上腕関節の三角筋前部大胸筋鎖骨部、烏口腕筋周辺を触察すると約3cmの筋緊張を確認し、同部位に緩消法を30秒程行うと痛みは10から0（NRS改変）と消失した。
　元々腰の筋弛緩を目指し通院中の為と、肩関節の痛みの再発防止の為施術部位を腰部側面に移行し、腰部側面から緩消法を約30 分行い、筋弛緩を確認し施術を終了した。「改めて緩消法の即効性に驚きました。」と報告を受けた。