１５年間続けているバレーレッスンの最中に起こした左大腿内側の肉離れの改善例

【現症】座位の姿勢で足を開いた時に、左大腿内側につっぱり感を感じる。以前よりも足の開きの可動域が狭くなっている。
【施術と結果】本症例は、座位の姿勢で足を開いた時に、左大腿内側につっぱり感を感じる。バレーのレッスン中に無理にストレッチをかけたために、筋断裂のようなものを起こしたと考えられる。
　まずは、つっぱり感を感じる動作をして頂き、足の角度が９０°ほどでつっぱり感を感じる。この状態を覚えておいて頂き、一番気になる箇所に指１本で当てて頂き左大腿内側に直接、緩消法を１分ほど施した。再度、同じ姿勢をとって可動域を見ると９５°まで開脚ができるようになった。
　今度は腰痛４番のライン、腸骨稜にそって１０分腰の施術もしていきました。再度同じ姿勢をとっていただくと１００°まで足が開くようになっていきました。かなり真横の筋はもともと柔らかく、３cmほどで横突起に触れられる状態でした。これでバレーのレッスンが今まで通りできると喜んでおられました。