バックで走行中のトラックと接触した怪我の痛みが１０カ月間変化がなかった右膝関節痛の改善例

【現症】安静時に痛みはないが、靴着脱動作、健側の足部末端で踵を固定し着脱しようと右股関節屈曲、右膝関節屈曲動作の為、力を入れると右膝蓋骨外側下方に痛みが出現する。
【施術と結果】本症例は、事故により右膝蓋骨外側下方を受傷し約１０カ月経過後し、目視・触察による熱感腫脹はないが痛みに変化がなかった為、受傷部位に強い筋緊張があると考え、痛みを訴える個所に直接緩消法を施術する事とした。
　疼痛箇所に直接緩消法を約３０秒施術し、筋弛緩を確認し、痛みは１０から９（ＮＲＳ改変）となった。疼痛箇所への施術で痛みの減少がみられた事と痛み発症の要因が事故による受傷との事なので、そのまま同疼痛箇所を施術する事とした。
　続けて約５分で痛みは１０から７（ＮＲＳ改変）となった。続けて同疼痛箇所に緩消法を継続し、約３０分の施術終了時には痛みは１０から４（ＮＲＳ改変）となり、「この１年、いろいろ治療を受けたが、今日の様に痛みが変わった事はなかった。
　先に希望が持てた。」と喜びの報告を受けた。