８年前に出現し手術後６年経過して現れた痺れ感の改善例

【現症】右手関節から指先までの間、すべてに痺れを感じるとの訴えがあり、痺れを感じる部位を動作させたり触れたりする事での症状の増悪はなし。常に痺れているとの事。
【施術と結果】本症例は、右手関節から指先まで全て痺れているという訴えから、手関節付近の筋緊張による動脈の圧迫を疑い、手関節付近から施術する事とした。目視にて、手術痕の様に見える個所が確認できた為、確認すると手術をした部位であることの報告を受けた。
　同手術痕箇所には強い筋緊張が触察にて確認できた為、直接緩消法を実施し約３０秒で筋弛緩したと感じ、確認すると手掌部中心から中指、環指の先端にかけて痺れ感が２割減少したと報告を受けた。
　続けて、同箇所を約１分施術し筋弛緩を感じたため確認すると、さらに痺れは１割減少したと報告を受けた。施術のデモンストレーション中であった為、ここで施術は終了したが、「こんなに何かをしてもらった気がしないのに、こんな変化をしたこともなかったので驚いた。この治療法に興味が沸いた。」と驚きと興味の報告を受けた。