１ヶ月続く左手掌の痺れに対する改善例

【現症】左手掌の痺れを自覚する。手指の痺れはなく手掌のみの痺れであった。手指の運動に異常がないと聴取。
【施術と結果】本症例は１ヶ月前より怪我や過重労働もなく発生した痺れであった為、前腕屈筋郡の筋緊張による血行不良が、要因の１つと考えた。
　まず、手掌中央部から近位にかけて緩消法を約2分行う。筋弛緩を確認し、手掌の痺れの状態をお伺いすると、主観で5割減少したとご報告いただいた。
　続けて、前腕屈筋の筋緊張に対して緩消法を約5分行うと、主観にて痺れは０となったと笑顔でご報告いただいた。痺れが長期にわたり残存した原因は、腰の筋肉の緊張であると考えた。腰部側腹部を触察すると筋緊張を確認した。その部位に対し緩消法を約20分行い押圧深約２cm深層へ弛緩 。
　再発予防として腰の筋肉を軟らかくする必要性をお話しして、ご自身でも進めるご判断をされ、その日の施術を終了した。