40年以上続き、頻繁に前のめりで転倒を起こす両膝周辺のこわばり、不安定感の改善例

【患者】80代前半 男性
【主訴】両足、両膝が歩き出すときにガクガク、ふらふらして頭から突っ込むように転んでしまう。
【既往歴】坐骨神経痛
【現病歴】約40年前から特に誘引なく、力仕事や腰に負荷がかかるような作業をした後で両膝に強いこわばりが現れるようになった。年々悪化を辿り毎日、歩き出しの度にふらつきがあり、前のめりに転んでしまう事が頻繁に起きるようになってきた。半年前には左大腿部後面部に痛みが発現し歩行困難になり、近医整形外科に受診し坐骨神経痛と診断を受けた。現在も左大腿部後面に痛みはあるが、ふらつきながらも歩行は可能である。
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By jhocr