7年前からの股関節の痛み改善例

【現症】立位、座位時に安静時痛があり、あぐらをかこうとするとより痛みが強く出る。
【施術と結果】本症例は、右股関節前面に痛みを訴えており、痛みの要因として上前腸骨棘周辺の筋緊張と考えられ、触察にて筋緊張を確認し、緩消法にて約5分施術を行い、筋弛緩を確認した。結果、立位、座位時の痛みが10から4（NRS改変）と小さくなった。
　さらに、上前腸骨棘周囲の筋緊張を弛緩するために緩消法にて約10分施術を行った結果、立位、座位時の痛みが10から0（NRS改変）と小さくなった。あぐら時の痛みは10から2（NRS改変）と小さくなった。
　次に右股関節周辺の筋緊張の要因として、右腰部の筋緊張が考えられたため、右腰部周辺の筋緊張部位に緩消法にて約15分施術を行い、筋弛緩を確認した。その結果、あぐら時の痛みが10から0（NRS改変）と小さくなった。