眼球を左に動かすと痛みが起きる改善例

【現症】目視にて眼球に異常は無いことが確認できた。眼球を左に動かすと眼球の奥で痛みが発現し、それ以外の動作では発現しない。頚部全体に筋緊張が確認できた。 特に左側に強い筋緊張が確認できた。
【施術と結果】本症例は眼球の一定の動作で痛みが発現し、病院の検査でも原因が特定できなかったことから、筋肉の緊張が要因であると考えた。特に患者が受験勉強で毎日6時間以上勉強していることから、前頚部の筋緊張が要因で発現している可能性が高いと考えた。
　緩消法で左側頸動脈分岐部付近を1分ほど行い、筋肉の弛緩を確認した。確認したところ、痛みが10から3（NRS改変）に軽減した。その後も前頚部の緊張部位を全体に弛緩させていき、合計で約10分施術を続けたところ痛み10から0（NRS改変）に軽減した。