ゴルフスイング時における左肩関節痛に関する改善効果

【現症】左肩ROMは自動で内旋約４５°にて左肩峰下部付近に痛みが発生。
【施術内容・結果】本症例は、左肩関節内旋動作により筋が伸張する左肩関節背側に痛みが生じる為、左肩関節背側周辺の筋緊張が痛みの誘発とROM制限の要因と考えた。
　初めに、本人に一番強い疼痛部を確認したところ左肩峰下部周辺を訴えたため、疼痛部に緩消法を約１分施術し筋弛緩を確認。結果、痛みが10から5（NRS改変）と小さくなった。さらに同部位を触察したところ筋緊張を確認したため、緩消法を約３分施術し筋弛緩を確認。結果、左肩内旋動作による左肩峰下部周辺の痛みが１０から０（ＮＲＳ改変）と消失した。
　また、左肩ROMは自動で内旋約８０°と大きくなり、ROM制限は解除された。確認のため、自院２階ゴルフ練習場にてスイングトップ時に痛みが無い事を確認。実際ボールを打ってみたところ、痛み無く打つことができた。