約２年前からの耳鳴りの発症と共に聴力が低下した方の改善例

【現症】日中は常に耳鳴りがある。会話していても話が聞き取りにくい。
【施術と結果】本症例は
約２年前から耳鳴りと難聴の症状を訴えており、右の頚部前側面の筋緊張による外頚動脈の血行不良が要因であると推察。触察にて右頭骨乳様突起周辺部に筋緊張を確認。まず右下顎高周辺部の緊張した筋に緩消法を2分施術。施術部位の筋の弛緩を確認した。耳鳴りの改善はみられなかったが、聴力は主観により2割上がる。
　次に右顎二腹筋及び胸鎖乳突筋周辺の筋緊張部に緩消法を約3分施術。施術部位の筋弛緩を確認し、耳鳴りの改善は主観により無いが、聴力は主観により３割上がる。又頚部前側面の筋緊張の要因として第2腰痛(以下、L2)の高位に対して腰部側面の筋緊張部位に緩消法を約15分施術。筋弛緩を確認し、結果主観により耳鳴りの改善は無かったが、聴力は4割上がった。
　後日近医耳鼻科で聴力検査で聴力が上がったと報告を受けた。