介護職の為、腕を使い過ぎ痛くなった肘痛の改善例

【現症】目視、触察により左肘関節周辺の腫脹、熱感は確認できなかった。但し、触察により、痛みを訴えている左肘関節前面周辺の筋緊張を確認。更に同部位に筋硬結のような箇所も確認した。ご本人の主観により表層部に圧痛があるも、痛みによる可動制限は認められない。
肘関節屈曲時に痛みが強く、伸展時痛も確認。
【施術と結果】本症例の痛みは、上記現症から肘関節屈曲痛は筋硬結のような状態にある筋の血行不良が要因と考えた。触察により確認した筋硬結のような状態の部位に緩消法を約1分行い、筋弛緩を確認した。その結果、屈曲痛は10から0(NRS改変)になった。
　更に肘関節前面の筋緊張部位に緩消法を約1分行い、筋弛緩を確認した。その結果、伸展痛は10から3(NRS改変)になった。最後に触察により、回内筋辺りに筋緊張を確認し、同部位に緩消法を約1分行い、筋弛緩を確認した。その結果、伸展痛は10から0(NRS改変)になった。