約１０年前から続く上半身の滝汗の改善例

【現症】来院時、上半身に大量の汗をかいている。安静時には汗をかくことはないが、5分以上何らかの動作をしていると滝のような汗が出てくる。冬でも夏でも季節に関係はない。腰部側面の押圧深は左約3.5㎝、右4.0㎝。
【施術と結果】本症例は、10年前から続く慢性的な症状であり病院での検査で異常が無かった事と、上半身の熱感、下半身の冷え、浮腫、下腿の痙攣がある事から頚部・背部・腰部の筋緊張が要因になっていると推察した。
　腰部側面へ施術して約15分経過したころ、上半身の汗が引いて頚部後面の皮膚が乾いてきた。さらに腰部側面へ40分施術をした結果、腰部側面の押圧深は左約5.0㎝、右約5.5㎝になった。後日、施術を受けた日から汗を大量にかくことがなくなったと報告を受けた。