５年前から続く寝れないほどの右半身の痺れ・痛みの改善例

【現症】右半身の痺れ・痛みは顕著であり、特に右頚部・右上肢の痺れ・痛みは強く問診中にも姿勢を維持することが出来ずに床に倒れ込んで痛みに耐えていた。右頚部側面に筋緊張あり。腰部側面の押圧深は約２．０㎝。自宅では痛みのためベッドで横になって寝ることが出来ないので座椅子で背もたれを斜めにして寝ているが、１時間半で痛みで起きる。風呂に２時間入ると痛みが和らぐので、この２年間は１時間半寝て２時間風呂に入る生活を１日中繰り返している。痛みで椅子に座ることが出来ないので立っているか、横になっているかの生活。
【施術と結果】本症例は、右半身全体に痺れが有り、右頚部側面に明らかな筋緊張を触察にて確認したため、痺れの要因は右頚部側面の筋緊張と推察したが、右頚部側面の筋緊張の要因は腰部側面の筋緊張と考えたため、腰部側面に約４０分施術した結果、腰部側面の押圧深は約４．５㎝と筋弛緩が確認でき右半身の痺れは主観で消失し、痛みは１０から２（NRS改変）と小さくなった。