肩から左中・薬指にかけての突っ張り感の改善例

【現症】触察にて左肩甲骨外縁部、大小円筋に緊張。前腕伸屈筋群共に緊張がみられる。肩関節可動域、手指関節可動域（以下ROM）共に問題なし。
【施術と結果】本症例は、左腕を前方挙上時に張り感を発症することから、要因を左大・小円筋の筋緊張と考え、この部位の筋緊張は僧帽筋下方と広背筋上方付近の筋緊張であると推測。
　第10胸椎（以下T10）から第１２胸椎（以下T12）にかけての僧帽筋、広背筋と思われる部位に約2分施術を行い、表層の筋弛緩がみられたところで左腕を前方挙上していただくと肩部から肘にかけての突っ張り感が主観で9割減と報告をいただく。
　次いで、肩甲骨内側の筋群と棘下筋の筋緊張群に約2分施術し筋弛緩が確認できたところで再度確認をすると中・薬指までの突っ張り感も主観で無くなったと報告を受けました。