高校生時代から４０年以上残存するオートバイ転倒事故後の痛みを伴う部位特定が困難だった左膝関節違和感の改善例

【現症】左膝蓋骨外側下方に安静時、動作時と変化なく違和感がある。
【施術と結果】本症例は、オートバイで転倒を数度繰り返した後から、左膝蓋骨外側下方に違和感が残存し続けるとのこと、傷跡の癒着などが考えられるため、違和感を訴える部位を触察したが、当初は違和感のある部位を本人も特定することが出来なかったのだが、左膝蓋骨を徒手にて動作させると筋緊張とみられる動作不良のある個所を触察にて確認できた。
　左手母指にて押圧をかけると、その個所が違和感のある個所である。と本人も初めて確認できたと報告を受けた。同個所に直接緩消法を施術すると、約２分の施術で筋弛緩したと思われる状態を確認、主観により違和感が２割小さくなったと報告を受けた。施術時には、疼痛はなかったことと、別部位への施術を希望されたため、左膝関節への施術は終了した。