左肩甲骨付近、左頚部に痛みを訴えていたことがある方の左手関節痛の改善例

【現症】左前腕部回外、左手関節背屈時に左手関節尺側に痛みが出現。
【施術と結果】本症例は、尺骨突上げ症候群との診断からもわかるように、筋収縮時の痛みであるため癒着を疑う。そのため、直接痛みを訴える部位を施術する。
　左手関節背屈時に触察にて痛みを訴える部位の筋肉の動きの鈍さを確認し、同部位へ緩消法を直接施術した結果、約５分で痛みは１０から４（NRS改変）となった。
　そのまま、同部位への施術を継続し、徐々に左手関節背屈動作の改善を確認するもその後約３５分は痛みに大きな変化はなかったが、合計４５分の施術終了時に痛みが１０から１（NRS改変）となった。