ラケットが振れないほどの左膝内側に荷重痛がある改善例

【現症】左膝内側に荷重痛あり。目視、触察にて痛みを訴える左膝関節内側部に、腫脹、皮下出血、熱感なし。
【施術と結果】本症例は、左膝内側に荷重痛を訴えており、目視、触察にて痛みを訴える左膝関節内側部に、腫脹、皮下出血、熱感がないことから、痛みの要因は左膝関節内側部周辺の筋緊張と考えられ、触察にて筋緊張を確認し、緩消法にて約1分施術を行い筋弛緩を確認した。結果、左膝内側の荷重痛が10から8(NRS改変)と小さくなった。
　次に、左膝関節内側部周辺の筋緊張の要因として、上前腸骨棘内側周辺の筋緊張と考え、触察にて筋緊張を確認し、緩消法にて約5分施術を行い筋弛緩を確認した。結果、左膝内側の荷重痛が10から0(NRS改変)と消失した。これだけ荷重痛がない状態であれば、ラケットを振ることが出来てボールを打ち返せる、と報告を受けた。